10月 12, 2026

Google Labs、チャットだけでブラウザゲームを作れる「Playground」を発表 ― Gemini・Nano Banana・Lyriaが連携

Google Labs、チャットだけでブラウザゲームを作れる「Playground」を発表 ― Gemini・Nano Banana・Lyriaが連携

Googleの実験的プロジェクトを手がける「Google Labs」は現地時間2026年10月7日、チャットでの指示だけでブラウザゲームを作れる新プラットフォーム「Playground」を発表した。プログラミング不要で、思いついたゲームのアイデアをそのまま遊べる形にできる点が特徴で、生成AIを使った創作ツールの新たな実験として注目を集めている。

Playgroundでは、ユーザーがチャット欄に「どんなゲームを作りたいか」を入力するだけで、2Dまたは3Dのゲームが自動生成される。1人用・マルチプレイのどちらにも対応し、テンプレートから始めることも、ゼロから作ることも可能という。報道によれば、ゲームロジックの構築にはGemini、キャラクターや背景などのビジュアル生成にはNano Banana、音楽・サウンドの生成にはLyriaが使われており、これらのモデルを束ねる専用の仕組み(ハーネス)によって、誰でも扱える簡単な操作性を実現しているとされる。

利用対象は現時点で米国の18歳以上のユーザーに限定されている。ゲームをプレイする部分は無料だが、ゲームを生成する際には週ごとのトークン上限が設けられ、「Google One」のAI向けプランに加入しているユーザーほど上限が高く設定される仕組みだ。完成したゲームは非公開のままにしておくことも、リンクで共有することも、コミュニティ向けの安全性チェックを経て公開ギャラリー「Explore」に掲載することもできるという。

Googleはさらに、より本格的な3Dゲームやプロ向けの仕組みづくりを目指す「Unity Spark」との連携も計画していると報じられている。生成AIを使ったゲーム制作支援は、これまでもクラシックゲームのリマスターにAIを活用する取り組みなど周辺領域で進んでいたが、Playgroundは「プレイヤー自身がアイデアをその場でゲームにする」という、より直接的な体験を提供する点で一歩進んだ試みといえる。ChatGPTやClaudeが文章・画像・コードの生成で競い合う中、Googleがゲームという新たな生成AI活用領域に踏み出した動きとして、今後の展開が注目される。

出典: Android Headlines(2026年10月8日)

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