Anthropicは現地時間2026年10月7日、小型モデル「Claude Haiku 5.5」を発表した。Claude Platformのほか、Amazon Web Services、Google Cloud、Microsoft Azureでも同時に利用可能となっており、これにより同社が9月に公開した「Claude Opus 5.5」および「Claude Sonnet 5.5」に続き、「Claude 5.5」ファミリー3モデルが揃ったことになる。
Anthropicは同モデルを「自社史上最速・最安で、かつ最も高性能な小型モデル」と位置付けている。要約や分類、データベース検索といった大量処理が必要な用途を主眼に置きつつ、コーディング作業ではOpus 5.5やSonnet 5.5の指示を受けて動くサブエージェントとしての利用も想定されているという。さらにHaikuシリーズとして初めて、処理にかける思考量を「Low」から「Max」まで段階的に調整できる機能を搭載した。
性能面では、PC操作のベンチマーク「OSWorld 2.1」のオフライン区分でスコアが15.7%から72.4%に、ターミナル操作を評価する「Terminal-Bench 4.0」では0%から39.2%へと大幅に向上したという。Anthropicはこれらの結果について、OpenAIの小型モデル「GPT-6 Luna」と比較しても優位にあると主張している。
価格面では、Haiku 4.5と比べて運用コストを平均で約75%削減したとしており、プロンプトが10万トークン未満の場合、入力価格は100万トークンあたり0.10ドル、出力価格は0.50ドルに設定された。入力価格は従来比で約90%の引き下げとなる。また同時に、Sonnet 5.5のキャッシュ読み込み価格が半額になったほか、Max・Teamプランの契約者には毎月のAPIクレジットが付与されるようになった。
出典: Let’s Data Science(2026年10月7日)

